このページでは、イメコンGのご利用方法やルール、制限などを解説します。
始めてご利用の方は、「チュートリアル」から読み進めていく事をおすすめいたします。
全てのパラメータを今すぐ知りたい方は「パラメータリファレンス」の章をご覧ください。
また、お試し版のご利用方法については、イメコンGのお試し版ご利用方法をご覧ください。
イメコンGの全ての機能を順を追って解説いたします。
ここでは、「 http://www.example.com/image/abcd.jpg」という画像を変換する場合を例に解説していきます。
また、お申し込み時に登録したログインIDは「fukuoka」としています。
イメコンGのお申し込みが完了すると、お客様専用のマイページがご利用になれます。
まずは、マイページの「登録情報変更ページ」で、変換したい画像が格納されているサーバーのドメイン名を登録しましょう。
ドメイン名とは、この場合、赤字の部分の「www.example.com」です。「http://」や「最後のスラッシュ」は不要です。
http://www.example.com/image/abcd.jpg
ドメイン名は、最大10個まで登録できます。
イメコンGは、イメージ(IMG)タグを記述することで利用します。一番シンプルな記述方法は、以下のように記述します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]" />
今回の例では、以下のように記述します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=fukuoka&p=/image/abcd.jpg" />
width と height を指定する必要はありません。
複数のドメインをご利用の場合、どのドメインの画像を変換するか指定できます。指定しない場合は、1番目のドメインを指定したことになります。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&d=[ドメインの番号]" />
たとえば、以下のように複数のドメインをご登録いただいていた場合・・・
2番目のドメインの http://second.example.com/image/efgh.jpg を変換したい場合は、
以下のように d パラメータに 2 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=fukuoka&p=/image/efgh.jpg&d=2" />
3番目のドメインであれば、 d パラメータに 3 を指定します。
デフォルトでは、変換される画像の幅は、モバイル端末の幅ぴったりに合うように動作します。
ここでいう「モバイル端末の幅」とは、モバイル端末の「ブラウザのデフォルト表示幅」です。
モバイル端末に搭載されている多くのブラウザは、端末のディスプレイの実解像度よりも小さい解像度相当で表示します。
ディスプレイの実解像度で表示させたい場合は「7. 高解像度モードで表示する」をご覧ください。
もちろん、ブラウザの幅より小さく変換することも可能です。
この場合、ブラウザの幅を100%として、w パラメータに 縮小率 を指定します。
1-100までの数字で指定します。%記号を指定する必要はありません。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&w=[縮小率]" />
80%の幅で表示したい場合は、以下のように w パラメータに 80 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=fukuoka&p=/image/abcd.jpg&w=80" />
画像の高さは、アスペクト比(高さと幅の比率)を保ったまま、横幅を基準に決定されます。この時、高さがモバイル端末の高さを超えてしまう場合、モバイル端末の高さぴったりに合うように再度変換されます。イメコンGを利用している限り、アスペクト比が変更されることはありません。
スマートフォンの場合もIMGタグの記述方法は携帯電話の場合と基本的に同様ですが、イメコンGでは、スマートフォン向けの「viewport」指定が、以下になっている事を前提として動作します。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
これは、スマートフォンを縦(ディスプレイの長さが短いほうを上)に持った場合を想定して、ブラウザ幅を端末の横幅で初期表示するモードです。多くのスマートフォン向けサイトは、この設定になっているかと思います。
イメコンGもこのviewport指定である事を想定して動作します。
また、ブラウザの幅ぴったりに表示させるためには、以下の指定も必要です。
<body style="margin:0;padding:0;">
時には、どの端末でも固定のサイズで表示したい。ということがあるかも知れません。
その場合は、上記の w パラメータに渡す値にピクセル指定を表す「px」を追加してください。
100px固定で表示したい場合は、以下のように w パラメータに 100px を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=fukuoka&p=/image/abcd.jpg&w=100px" />
この場合も、アスペクト比は保持されます。
1px~2000pxまで指定可能です。
現在発売されている携帯端末の多くは、VGA(640×480)以上の高解像度のディスプレイを搭載しています。
しかし、一部の機種を除き、ディスプレイが高解像度であっても、ブラウザで表示される画像や文字の解像度はQVGA(320×240)程度に拡大されて表示されます。
これは、高精細なディスプレイで文字や画像をそのままのサイズで表示してしまうと、表示サイズが小さすぎて実用的ではないからです。
イメコンGは、この 「端末のディスプレイの実解像度(高解像度モード)」 で変換するか、「ブラウザの解像度(通常モード)」で変換するか、切り替えることができます。指定しない場合は「通常モード」が適用されます。
待ち受け画面用の画像をダウンロードさせるようなケースでは、この「高解像度モード」で変換するようにしておくとよいでしょう。
「高解像度モード」で変換するには、m パラメータに 2 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&m=2" />
画像を「回転」「左右反転」「上下反転」することができます。
→
(右に90度回転)
画像を右に90度「回転」させるには、r パラメータに角度 90 を指定します。
その他に180度と270度を指定することができます。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&r=90" />
→
(左右回転)
画像を「左右反転」させるには、h パラメータに 1 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&h=1" />
→
(上下回転)
画像を「上下反転」させるには、v パラメータに 1 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&v=1" />
オプションで、JPEG出力時の画質を1~100の数値で指定することができます。指定しない場合は「85」で表示されます。値が大きいほど高画質です。
画質の値を小さくすることで、出力される画像ファイルサイズ抑え、1ページにより多くの画像を表示させることができます。
PNG画像で出力される場合は、本パラメータは無視されます。
100(最高画質) | 85(デフォルト) | 30(低画質) | 5(超低画質) |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
例えば、ファイルサイズを抑えた低画質を指定するには、q パラメータに 30 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&q=30" />
携帯端末のコピー・転送禁止モードを有効にできます。著作権で保護された画像などを表示させるケースでお使いください。
イメコンGでは以下の方法で、携帯端末のコピー・転送禁止モードを有効にしています。
NTT ドコモ | 画像バイナリのコメント部に「copy="NO"」を挿入します。 |
---|---|
KDDI | 画像バイナリのコメント部に「kddi_copyright=on」を挿入します。 |
Softbank | レスポンスヘッダに「x-jphone-copyright: no-store, no-transfer, no-peripheral」を追加します。 ※画像の保存もできません。 |
コピー・転送禁止モードを有効にするには、s パラメータに 1 を指定します。
<img src="http://imacong.obenly.net/cv.cgi?u=[ログインID]&p=[画像までのパス]&s=1" />
項目名をクリックすると解説しているチュートリアルの章へジャンプします。
※変換スクリプトURLのドメインが変更になりました。古いドメイン(icg-01.appspot.com)でも引き続きご利用いただけますが、 SSL通信上で変換する場合は、下記のドメインをご利用下さい。(2013年1月)
変換スクリプトURL | ||||
---|---|---|---|---|
http://imacong.obenly.net/cv.cgi | ||||
項目 | パラメタ名 | 必須/オプション | 指定値 | 指定しない場合の初期値 |
ログインID | u | 必須 | お申し込み時に登録したログインID | - |
画像までのパス | p | 必須 | トップレベルディレクトリから画像ファイルまでのスラッシュから始まるパス | - |
ドメイン番号 | d | オプション | ご登録いただいているドメインの番号 (1-10までの数字) |
1 |
縮小率 | w | オプション | ・携帯端末の幅を100%とした表示画像縮小率(1-100までの数字) ・数値に「px」を指定した場合は、指定したピクセル数で表示(1px-2000pxまで) |
100 |
高解像度モード | m | オプション | 1=通常モード 2=高解像度モード |
1 |
回転角度 | r | オプション |
指定した角度で画像が回転します 0=回転しません 90=右に90度回転します 180=右に180度回転します 270=右に270度回転します |
0 |
左右反転 | h | オプション |
画像の左右を反転します 0=反転しません 1=反転します |
0 |
上下反転 | v | オプション |
画像の上下を反転します 0=反転しません 1=反転します |
0 |
JPEG画質 | q | オプション |
JPEG画像出力時の画質を指定します。値が大きいほど高画質ですが、画像ファイルサイズも大きくなります。 (1-100までの数字) |
85 |
コピー・転送禁止モード | s | オプション |
携帯端末のファイルコピー・転送禁止モードを有効にします。 0=無効(コピー・転送を許可) 1=有効(コピー・転送を禁止) |
0 |
バージョンアップにより、以前できなかった事ができるようになりました。(2013年1月)
※GIF出力も可能となりました。これにより、JPEG、GIF、PNGすべてのフォーマットが変換可能となりました。(2013年1月)
※500KBからサイズUPしました。(2013年1月)
変換元画像のファイルサイズは3MBまで指定可能です。
※SSL通信でも変換可能となりました。(2013年1月)
SSL通信上のページで変換する場合は「https://imacong.obenly.net/cv.cgi」を指定下さい。
変換元画像のファイルの解像度は、なるべく高くすることをお勧めします。元画像の解像度が低いと、それよりも高い解像度の機種で変換した場合、画像が拡大されるからです。 低解像度の画像が拡大されると、画質の粗が目立ってしまい、汚い画像となってしまいます。
最適な解像度は、現在利用されている機種の最大の解像度にすれば良いので、横800ピクセル程度にしておけば良いでしょう。
iPadなどのタブレット端末も変換させたい場合は、それ以上の解像度が必要です。
docomo、SoftBank、auの3キャリアから発売されている携帯電話及び、iPhone、Android端末を含むスマートフォン、合計950機種以上の画面解像度に対応しています(2011年5月時点)
この他に、iPod touch、iPad、上記キャリア以外から発売されている一部のAndroid端末に対応しています。 これ以外の情報端末のアクセスについては、QVGA機種(240×320)として変換されます。
また、すべての端末でいかなる画像も変換できるというわけではありませんのでご了承ください。 万一、正しく変換されない機種がございましたら、お問い合わせいただけると幸いです。
なお、最新機種への対応は、端末発売後、原則5営業日以内に対応させていただきます。 追加対応された機種は、イメコンGブログでお知らせしています。
全ての対応機種はこちらで確認できます。